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ひと休みして、また歩き出そう

WEBデザイナーはスクールに行かなくてもなれる ~ 通うなら自習スペースを使いまくろう

行かなくても大丈夫ですが、ソフトを持っていない人は通った方が良いです

WEBデザイナーを目指している方の中には、「スクールに通った方が良いだろうか」であるとか、「スクールに行かないとWEBデザイナーになれない」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

 

独学では、どこから学べばよいか分からないといった事もあるでしょうし、効率よく技術を習得したいという思いもあるでしょう。

 

あるいは、モチベーションを維持するために、共に学ぶ仲間が欲しいといった考えもあるかもしれません。

 

私自身、WEBデザイナーとして働く前に、約1年間WEBデザインのスクールに通っていた事があります。

 

その上で結論を先に述べますと、別に行かなくても大丈夫です。

 

費用の面で通えるのであれば行っても良いでしょうが、通わないからといってWEBデザイナーになれない、なんていう事はないです。

 

当時、WEBデザイナーを目指して勉強していた私は、「スクールに行かないとWEBデザイナーになれない」と考えていました。

 

美術系の学校を卒業している訳でもなかった私は、何か「学歴」があれば就職の近道になると考えていました。

 

履歴書に「○○デザインスクール修了」と書くことが出来たら、WEBデザイン業界の扉が開かれる、という思いでした。

 

加えて、スクールに通えば、門外不出の知識が得られるのかも、といった考えも抱いていました💦

 

デザインにはある種「秘密の奥義」のようなものがあり、それを教えてもらえる、なんて印象を持っていました。

 

そして、こうした思いを胸にスクールに通ってみましたが、実際には上記のようなことは全くなかったです😅

 

全く就職では有利にならず、門外不出の奥義も伝授されませんでした💦

 

では、授業料など全くお金のムダであったかと言えば、そういう訳でもないというのが事実です。

 

実を言えば、むしろスクールには感謝している位なのです。

 

冒頭に「行かなくても大丈夫」と書いておきながら何ですが、どのような点で感謝しているかと言いますと、

 

自習スペースで、ソフトを使えるだけ使えた

 

この一点に尽きます。

 

当時からPhotoshopIllustratorDreamweaverといったソフトは非常に高価で、その頃の私にはまるで買い揃えられない代物でした。

 

そのため、私にとってソフトに触れられる機会はスクールしかなかったのです。

 

特に自習スペースは大変有難く、足しげく通って、作品づくりをしていました。

 

なので、スクールに行かなくてもWEBデザイナーになれますが、ソフトを持っていない人にはスクールはおすすめです。

 

スクールに行くべきか、という問いに対しては、ひとまず私としてはこんなスタンスでしょうか。

 

では、「スクールに行かなくても大丈夫」という理由を以下に掘り下げてみます。

 

スクールに行かなくても大丈夫という理由

ソフト操作の授業がメインで、考え方などは身につかない場合が多い

私が通っていたスクールでの話になりますが、PhotoshopIllustratorの操作を紹介するような授業ばかりでした。

 

「このフィルタを使うと、このように変化します」といったようなイメージでしょうか。

 

巷にある教本などで勉強できるレベルですし、教えてもらうまでもなく実際に自分で試せばよい内容です。

 

スクールによっては、もう少しデザインの考え方なども授業にあるのかもしれませんが、全てのスクールでは対応していないというのが実感です。

 

スクールは、とにかく受講させる事に一心である

スクールも非営利の組織ではなく、実際に売り上げを取っていかなければなりません。

 

特に営業のスタッフになりますと、本人の意向あるいは実際のニーズなど関係なしに、コースやカリキュラムを勧めてくる人たちもいます。

 

20年位前のWEBデザインスクールの広告でしたが、「まずはPhotoshopIllustratorDreamweaverをマスター!次は、GoLiveFireworksに挑戦だ!」などという謳い文句がありました。

 

一昔前のアプリケーションも入っているので、ある程度の年齢の方しか分からないかもしれませんが、はっきり言って挑戦する必要ないです😅

 

DreamweaverGoLiveは、ほぼ同じツールですが、「ウチはGoLiveも使えないと雇わん!」なんて会社はまずないです。

 

同じようなソフトを多種使える事が、就職に有利な条件になることはあまりないと思います。

 

あと私の経験ですが、PC自体の知識に疎かったので、「ハードウェア基礎」のような講座の話を訊きにあるスクールに行った時の話です。

 

「WEBデザイナーをされているんですか!だったらこんな『ハードウェア基礎』なんかより、こうしたコースがおすすめですよ!」

 

営業スタッフが出してきたのはエンジニア系のコース。

 

「ゆくゆくは、データベースエンジニアを目指されて・・・」

 

悪いですが途中でこの人の話、遮りました;

 

何故、PCの知識を得ようとしたWEBデザイナーが、データベースエンジニアを目指さなければならないのか。。。

 

かなり昔の話ですが、いまだに謎です😅

 

ちょっと例が長くなりましたが、スクール側も利益を上げなければならない。

 

受講生がWEBデザイナーとして働ける事を心から願っているスタッフもいれば、そうでないスタッフがいるのも確かです。

 

受講料目当てに、時に本人に必要のないような講座を勧めてくることもあります。

 

相手もあくまでビジネスなので、こちら側もその意識を持つ必要があるでしょう。

 

講師のレベルがそこまで高いとは思えない

これはちょっと角が立つ内容かもしれません;

 

当時私が通っていたスクールでも、そんなに「スゴイ」と思える講師の方はいませんでした(失礼💦)。

 

スクール講師に向いている人というのは、技術レベルの高さより、人当たりの良さなどが求められている印象です。

 

教えている人より、現場でバリバリ働いている人の方が、制作の感覚が研ぎ澄まされているように感じています(その分性格がキツかったりする事もありますが😅)。

 

生きた教材は生活の身の回りにあふれている

デザインを学ぶとすれば、日々さまざまな物が教材です。

 

ポストに投函されるチラシ、お店のメニューや看板、駅のポスターや公園の注意書きetc。

 

そのまま通り過ぎてしまいがちですが、意識を向けて見ますとデザインのヒントが詰まっています

 

WEBサイトのデザインを見るのも良いですし、何よりソースコードが見られるので、コーディングの勉強にもなります。

 

アプリケーション習得も大事ですが、デザインの考え方や、実務で使えるコーディングルールなどは、スクールの場でなくても学ぶ事ができます。

 

もしスクールに通うならば、押させておきたいポイント

スクールに行かなくても大丈夫、という理由を前章で挙げてきましたが、もしスクールに通うと決めた場合には、以下のような点を考慮すると良いでしょう。

 

自習スペースを使いまくる

特にソフトを自宅に持っていない方であれば、スクールの施設を最大限に有効活用しましょう

 

おそらく大体のスクールでも、自習スペースが用意されているかと思います。

 

基本、スクールの授業料は安くないものです。

 

しっかり元を取るつもりで利用するのが◎です。

 

仲間を作ろう

スクールによっては、人脈が作りやすい所をもあるかと思います。

 

私のスクールにもOB会みたいなのがあって、勉強会や懇親会などに足を運んでいたものです。

 

特に同じ時期に共に目標に進んでいる仲間というのは、学生や社会人に関わらず貴重なものです。

 

あれこれ聞くなら、非常勤っぽい講師を狙おう

前述しましたが、もしかするとスクール講師の方は、技術や知識のレベルがそこまで高いとは言えないかもしれません。

 

もし授業で教わるレベル以上の内容が訊きたかったり、「実際、現場ではどうしてるのか?」などと聞きたい場合は、あまり「講師講師していない人」を当たってみるのもポイントです。

 

要は専任ではなく、非常勤(っぽい)の講師の方を探してみるのです。

 

人員や人件費などの関係もあるでしょうか、どこのスクールでも一定数、非常勤の講師が在籍しているかと思います。

 

あまり講師としての研修を受けている感じのしない、言ってみれば「ユルい」印象を持っているのが特徴と言いましょうか。

 

私自身も、そうした講師の方に教えていただいた経験があります。

 

他の講師がみなネクタイをしていたのですが、この人だけラフな格好。

あまり笑顔もない、朴訥な感じの方でしたが、かと言ってぶっきらぼうという訳でもなく。

 

「実務だと、もっとこういう風にしてますよ」とさり気なく教えてくれる方でした🙂

 

私のスクール時代

まとめとして、私のスクール時代の話を少し。

 

当時、貧乏社会人だった私。

 

美大や専門学校で学んだ訳でもない私が本当にWEBデザイナーになれるのだろうか、と不安を抱えながら勉強していた日々を思い出します。

 

15万円の「WEBデザイナー初級コース」をローンを組んで受講していました。

 

主に休日に通っていましたが、たまに仕事帰りの時間も利用していました。

 

疲れていたのでしょう。

暖かい教室でつい眠ってしまい、手に持っていたペンが地面に落ちた音で目が覚めたりしていました😅

 

自分で言うのも何ですが、あの当時私ほど、スクールの自習スペースに入り浸っていた人はいないです。

 

自習スペースといっても、PCを使うので予約が必要なのですが、受講証を見せなくても、受付の人が予約を取ってくれるようになった程です。

 

当時はクラウドもなければ、大容量のUSBメモリーもありません。

 

十数枚のフロッピーディスクを抱え、ガシャンガシャンと次々にPCに差し替えながら、ひたすらWEBサイト制作をしていました。

 

自分にとって、スクール時代の一番の思い出は、そんな自習スペースでの時間です。

 

 

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WEBデザイナーのボランティア活動 ~ キャリアと実績、そして仲間たちとの時間

WEBデザイナーの私が、ボランティア活動を始めたきっかけ

以前になるのですが、ボランティア活動に力を入れていた時期があります。

 

基本的には仕事(デザイン)の技術を活かして活動をすることが多かったのですが、始めた当初は意識的にデザインとは違う活動を選んでいました。

 

始めたきっかけなのですが、ブラック企業に疲れて、半分引きこもりになった事です😅

 

ブラック制作会社に2回連続で入ってしまい、1社目を1か月、2社目を2か月半で辞めた時、まったく働く気力を半年程失ってしまった過去があります。

 

面接に行っても、「働きたい」と思えないのです。

 

また、そういった感じも企業側に伝わっていたのでしょう。書類は通るのですが、面接で悉く不採用の日々。。。

 

「どうせまたブラック企業に当たってしまうんだろうな」なんて考えてしまうと、本当に気力の湧かない、そんな苦しい時期だったです。

 

そうした引きこもり生活の中、ふと思い立った事があります。

 

もしかして自分は、ブラック企業を引き寄せているだけでなく、同時に自分も吸い寄せられているのではないか、と。

 

特に2社目の時でしょうか。

 

職場にあるリーダーがいたのですが、その人物にデザインを認められようと頑張っていました。

 

今だからになりますが、人格的に非常にイヤ~な感じの人物でした😅

 

私自身、デザイナーとして自信がなかったというのもあったかと思います。

「この人に認めてもらえれば、レベルの高いWEBデザイナーになれる」といった思いでしたが、毎日のように馬鹿にされ続けていました。

 

「(こんなデザインでは)売り物にならない」と言ってくるが、理由を訊いても「いやぁ、まぁ」と薄笑いではぐらかすことしかしない。


挙句に、私の制作物をプリントした紙をひらひらとさせながら、同僚に「これだよ、ないよね」などと嘲笑うような人間でした(私がいると気付いた途端、とぼけた顔でごまかす)。

 

辞めて無職になり、少し落ち着けたのでしょうか。
こんな人間に認められようとしていた自分自身にも問題があるように感じ、もっとデザインよりも広い世界を見てみたくなった

 

世の中には、また別に大切な事があって、それを自分は知らな過ぎるように感じたのです。

 

そこからボランティア活動をスタートさせました。

 

こうした背景でしたので、まずは「まったくデザインから遠そうな事」から始めてみました。

 

駅前の清掃活動(真夏💦)、イベントの案内スタッフ、新聞記事のスクラップ(作業後の飲み会が楽しみだった🍺)、etc...

 

とにかくデザインの「デ」の字もないような事を経験したくて、様々なボランティア活動に参加していったのが始まりでした。

 

その後は、WEBサイト更新、チラシ・パンフレット制作などにも携わりましたが、私のボランティア活動の根本は、「違う世界が見たい」という想いだったように感じています。

 

WEBデザイナーがボランティア活動をすることの利点

WEBデザイナーなど、クリエイティブ系の仕事に携わっている方がボランティア活動をすることのメリットとしては、以下が挙げられます。

 

仕事で携わるテイストのデザインに触れることができる

仕事で担当するデザインとは違ったテイストの制作物に携われる事がまず挙げられるでしょう。

 

事業会社のデザイナーであれば、その会社の扱う商材を元にデザインをするのが基本ですし、制作会社であってもその会社に強い業界などがありますので、日々の業務ではある程度デザインの幅というのは決まってくるものです。

 

私自身、アパレル業界のWEBデザイナーという時代が長かったので、普段は衣料品をメインにデザイン業務をしていましたが、ボランティア活動では自然や野生動物、アジア・アフリカの人々などを素材に制作していました。

 

新しい素材に触れる経験にもなりますし、表現の幅を広げることが、仕事の場でも役に立ちました。

 

自分のデザインの幅を広げたい、と考えているデザイナーの方には非常におすすめです。

 

ポートフォリオに実績として載せやすい

ボランティアをする団体は基本NPONGOになるかと思いますが、実績をポートフォリオに掲載することに関して、一般の企業よりも許可してくれやすい傾向にあります。

 

ボランティアをする前にオリエンテーションなどがある際、「制作物をポートフォリオに載せて良いか」確認してみましょう。

 

私もこれまで断られた事はないので、OKをもらえる確率はかなり高いと思います。

 

ポートフォリオに実績として紹介できる案件が少ない、と困っているデザイナーの方であれば、実績作りに携わるのも手ではないでしょうか。

 

但し、ある程度の実務経験を持ったプロのクリエイターを団体側も求めています。

 

実績が欲しいが実務経験が全くないという人は、応募の段階で断られてしまう可能性が高い点には留意です。

 

人脈が広がる

知り合いや仲間が増える機会にもなります。

 

仕事での人脈の場合、どうしても同質的であったりする場合が多いのですが、ボランティア活動には様々な背景の人たちが集まってきます

 

価値観や年齢、生き方も様々。刺激になることもありますし、新鮮な知見を得る機会にもなります。

 

私もボランティア活動を通じて、何人か飲み仲間が増えました😊

 

ぶっちゃけますが、当時は会社の人たちよりボランティア団体で会う人たちの方が、はるかに好きでした(仕事で関わるとなると、そうは行かなくなるかもですが😅)。

 

日々にメリハリができる

仕事だけの日々ですと、毎日が単調に感じてしまうこともあるかと思います。

 

業務にも慣れてきますとマンネリ化すると言いますか、どうしても気分が停滞してくるものです。

 

私は土日をボランティア活動に割いていましたが、仕事とはまた別に「行くところ」があるというのが、私には日々の生きがいになっていました。

 

いくつかの団体を掛け持ちしていた頃もあり、週末ごとに別の団体に顔を出すことで、また違った人たちに会える。

 

日々が単調に感じられてしまうと、だんだん閉塞感が強くなっていきますし、
やがて、自信や積極性を失ってしまう事にもなると私は考えています。

 

自分の可能性を信じ続けられる秘訣は、こうした日々のメリハリにあるのではないでしょうか。

 

「実績作り」より大切なこと

私自身、ボランティア活動に携われた事はとても良かったと感じています。

 

普段扱わないような素材でデザインができ、それを自分の実績に加えられたのは、ありがたかったのは事実です。

 

ただ、何より今でも大切に感じているのは、当時共に活動した仲間たちとの時間です。

 

当時所属していたNPO法人で、ボランティアに割と自由に活動させてくれる団体がありました。

 

ドキュメンタリー映画を放映する団体だったのですが、週1回ボランティア主体で上映会を運営させてくれる団体でした。

 

プレスリリースを始め、周辺のお店や学校あるいは会社への宣伝、上映機材の操作、駅でのビラ配りなどなど。

 

社会人と学生のメンバー構成で、ちょっとした「文化祭」のようなノリで皆が率先して活動していました🙂

 

メンバー全員が力を合わせて、一つのイベントを成功させる。

 

こうした想いに私は憧れていたのかもしれません。

 

もし私がこうした団体に参加して、「私はWEBデザイン担当なので、他の事はしません」などと言ってたら、果たしてどうだったでしょう。

 

それ程大切な思い出には、なってなかったと思うのです。

 

私のデザイナー人生にとってボランティア活動というのは、働き方を考えるある種の転機だったとも感じているのです。

 

 

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派遣のWEBデザイナーですが、試用期間で辞めてもOK? ~ 「合わない」時に我慢は要注意

派遣社員が試用期間で終了になっても、そんなにキャリアには響かない

私はかれこれ20年以上、WEBデザイナーを続けていますが、そのキャリアの大半を派遣社員のデザイナーとして歩んできました。

 

その間、勿論いろいろな事がありました。

 

仕事内容にやりがいを感じられ、良いメンバーに囲まれ、スキルや実績が上がるような職場に恵まれた経験も多くあります。

 

ただ一方、当然ながら「自分には合わないな」と感じられた職場もあります😥

 

ストレスをためながら働くのが嫌な私は、こうした就業先の場合できるだけ早くその職場を離れるようにしてきたのですが、その中では試用期間で終了した会社も数社あります

 

しかも、3社連続という事態も経験。。

 

さすがの私もちょっと焦りました💦

 

派遣社員とはいえ、これでは今後の職探しに響いてしまうのではないか、と。

 

「試用期間で終了」というワードには、何となく悪い印象があるものです。

 

「スキル不足」のように見られてしまうかもしれないですし、「人間関係が上手く構築できない人」のようなレッテルを貼られてしまうかもしれない。

 

しかし、です。

 

私の経験から言いますと、派遣社員に限れば試用期間で終了しても、キャリアや転職に悪い影響はさほど出ないと考えています。

 

特にWEBデザイナーのようなクリエイティブ系職種の場合、就業先である企業側に問題があるケースもあります。

 

終了理由がネガティブだったとしても、それをポジティブに言い換えて、新たなチャレンジへの意欲を見せることができれば、次のステージが待っているでしょう(もちろん、嘘とかはだめですが😅)。

 

まずは、派遣のWEBデザイナーがどんな理由で試用期間終了となってしまうかを見ていきたいと思います。

 

派遣社員のWEBデザイナーが試用期間で終了する主な理由

人間関係がつらい

WEB制作にまつわる人たちには、結構クセの強い人が多いです。

 

リアルで私を知っている人であれば、「人のこと言えない。あんたも大概だよ」と言ってくるかもしれません😅

 

人が働く時、「誰と働くか」というのも重要な要素になってきます。

 

同僚デザイナーの制作物を只々馬鹿にし続ける人もいれば、怒鳴る人やイヤミを言う人etc...

 

こういう人たちと仕事をしていくのは、結構大変です。

 

「上手くやっていこう」なんて思える余地もなく、「ちょっと無理かも」といった感情になってしまうケースが私にもありました。

 

職場環境に耐えられない

職場が綺麗かという点も、人によっては働き続けるための基準になるかと思います。

 

職員や清掃業者がオフィスを定期的に綺麗にしているか、あるいは分煙されているかなど。

 

長く働いていきたいと感じられるオフィスの雰囲気かどうか。

 

私の経験ですが、とある雑居ビルの一室に入っていた会社で、まるで掃除もしない所がありました。

 

EC(Eコマース、通販)を運営していた企業でしたが、オフィスにはホコリが溜まり、売れ残りの在庫が室内をほぼ占領していました。

 

始業時間後(「前」ではない)に社員がポツポツと出社してきて、一斉にコンビニで買ってきたパンをかじり始める。。。

 

「この会社にいつまでいなければならないのだろう」と、さすがに気が滅入ってしまった記憶があります😅

 

あまり言い過ぎても何ですが、オフィスの綺麗さはその会社の品位にもつながるのかもしれません。

 

事前に伝えられた業務内容と異なる

派遣社員の場合、雇用契約書に担当する業務が記されているのが通常ですが、入社後契約にはない業務を押し付けられるケースもたまにあります。

 

加えて、派遣会社の営業社員が、正確な業務内容を労働者本人に仕事を伝えていないケースも存在します。

 

WEBデザイナーであれば、「デザイン業務と聞いていたのに、画像加工ばかりだった」とか、「たくさん業務があると聞いていたが、実際は待機時間ばかりで暇でしょうがない」といった例になるでしょうか。

 

こちらも私自身の例になるのですが、デザインメインの業務を希望していたところ、コーディング中心の業務(しかも、かなり高度)を宛がわれた事があります。

 

コーディングがあまり得意ではない私には非常に重荷でした💦

 

営業に問い合わせたところ、「実はあの求人票は(業務内容を)簡単に書き過ぎていまして」と言われてしまい。。。

 

「だったら正しいこと書けよ」「そのように事前に伝えたら」とか思うのですが;

 

ちょっと自分の話が長くなってしまいましたが、入社後における業務内容のギャップも試用期間終了をもたらしてしまう要因となり得ます。

 

付け加えるなら、営業社員が間に入る派遣契約であれば、その営業社員の理解次第によっては、こうした事態がより発生する可能性が高いと言えるでしょう。

 

就業先と揉めてしまう

クリエイティブ系の仕事に限った話ではないのかもしれませんが、ブラックな職場というのは往々にして存在するものです。

 

「時間が許す限り、少しでも良い制作物を目指して頑張るのがデザイナーの仕事」などと言われ、連日終電までの勤務を強いられた経験が私にもあります。

 

「納得いかないと我慢が出来ない」、というより「急激に冷めてしまう」と表現した方が良いでしょうか。

 

理不尽な扱いをされると急にやる気がゼロになってしまう私は、これまでよく指揮命令者や上長さらには経営者と揉めてきました(その性格は変わらずで、今でも揉める事があります😅)。

 

試用期間中に揉めますと、大抵期間中に終了するというのが私の実感です。

 

これまた私の経験ですが、金曜の15時頃に大量の業務を出されて、「月曜の午前中までにやってこい」と言われた事があります💦

 

明らかにサービス残業の強要だったので、やらずに月曜を迎えました。

 

そしたらまあ、その指揮命令者と口論で😅

 

その後は完全に当指揮命令者から無視されてしまい、大した業務も来ず、そのまま試用期間終了で退職となりました。

 

スキル不足

技術や知識の不足で試用期間終了もあり得るケースかもしれません。

 

ただ、私の周りではあまり聞いたことがないです。

 

派遣社員の試用期間は1ヶ月しかなく、その間にスキル不足と認定するには判断が早す

ぎると思われるのかもです。

 

「もう少し様子を見て判断しよう」となるのだろうと考えられます。

 

したがって、もしスキル不足で試用期間が終了してしまった場合は、「担当していた業務が自分と合わなかった(得意分野ではなかった)」や「作業スピードを上げる工夫が必要かも」といった事を振り返ってみる必要があるでしょう。

 

ただ、前項のように就業先と揉めてしまった場合などに、体の良い理由として「スキル不足のため」などと通達されるケースもあり、一概に能力が問題であるとも言い切れない場合もある、と補足しておきます。

 

試用期間で終了してしまった後、新たな仕事を探す際のポイント

前章で見てきたように、派遣WEBデザイナーが試用期間で終了となる要因は様々です。

 

就業先に問題があるケースもあれば、デザイナー自身のスキルに拠る場合もあるでしょう。

 

では、もし前職を試用期間で終了した際、次の派遣先企業を探す際にはどのようなポイントに留意すればよいか。

 

以下に、各点をまとめました。

 

前職を悪く言い過ぎない

「職場の雰囲気が良くなかった」「恫喝された」「事前に聞いてた業務内容と異なる」「サービス残業」を強要されたetc...。

 

もし事実であれば、それらを確りと次の選考の際に、コーディネーターや営業社員に話しておく事がまず基本です。

 

ただ、言い過ぎは禁物です。

 

あまり悪く言い過ぎますと、自身にも悪かった点があるのにそれを覆い隠そうとしているようにも感じられてしまいますし、悪口になってしまうと本人自身の品位も疑われてしまいます。

 

特に試用期間終了後ですと、怒りや悔しさ火も収まっていない事も多いかもですが、あまり愚痴っぽくならずに、軽く済ませておくのが無難です。

 

派遣会社を変える

同じ派遣会社で改めて仕事を探す場合、直近の派遣先を試用期間で終了している事は、コーディネーターや営業からも当然把握されています。

 

終了の理由はどうであれ、「ひょっとしたら、また試用期間で辞めてしまうかも」といった考えは少なからず彼らも持っているものです。

 

場合によっては、あまり熱心には次の仕事を紹介してこない、といった事もあるかもしれません。

 

こうした状況に対処するという意味でも、別の派遣会社から次の仕事を探すのも手です。

 

他社のコーディネーターや営業担当からすれば、新しい人材を確保できるチャンスになります。

 

勿論、新しい派遣会社も「また試用期間で終了するかもしれない」という思いを持つかもしれませんが、それより何より「一枠」取れる可能性の方に賭けると思います。

 

終了理由はできるだけポジティブに

次の就業先を探すときに、コーディネーターや営業社員から、前職を試用期間で終了した理由を訊かれることがあるかもしれません。

 

その際もできるだけネガティブな表現は避け、ポジティブな理由に置き換えましょう

 

例えば、

 

「作業スピードが遅かった」 → 「じっくり正確に、ミスなく仕事をこなせる」

 

「メールやチャットでしか会話しない職場環境に合わなかった」 → 「対面での会話を重視しており、活気のある職場で活躍できるタイプ」

 

などになるでしょうか。

 

会社は本当に多種多様ですし、その会社で能力を発揮する人もまた様々です。

 

WEBデザインにおいても、それが当てはまります。

 

得意なテイストのデザインだったり、コーディングのルールであったり。

 

前の会社では活躍できなかったけれど、他の会社では生き生きと働けた、というような事例は私の周りでもよく見かけます。

 

かと言って、別に前の会社のレベルが高くて現在は低い、というのでは決してないです。

 

技術レベルの高さ低さというより、企業の求める技術とその人の技術が上手くマッチしたと言った方が良いでしょう。

 

前職で良い結果にならなかったとしてもそんなに消極的にならず、自分の活躍できる職場を見つけていく事が何より大切です。

 

心身に支障をきたしてまで働く事はない

WEBデザイナー派遣社員で働く良い点の一つとして、その会社から「脱出」しやすい事が挙げられます。

 

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制作系の職場の場合、長時間労働になりがちですし、同僚たちもちょっとクセのある人たちが多いです。

 

実際入社してみて、「こんなはずじゃなかった」「ここでずっと働く自分を想像できない」なんて事になるかもしれません。

 

正社員であれば、「せっかく入社できたから」「ボーナスもあるし」という思いもあり、頑張って在籍を続けるのも手かもしれませんが、派遣社員であれば無駄にストレスを溜めずに次の職場を探したほうが良いと私は考えています。

 

さすがに私のように、3社連続で試用期間終了というのも何ですが😅

 

あまり我慢し過ぎて心身を病んでしまうのは、あまりキャリアとして望ましくなく、派遣という原則期間で縛られているワークスタイルであれば尚更だと考えています。

 

 

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40~50代未経験からWEBデザイナーを始めるポイント ~ 技術&働き方&実現したい想い

40~50歳代未経験の人がWEBデザイナーを目指すのはありか?

近年、「WEBデザイナーとして働きたい」という方の年齢層が広がってきていると感じています。

 

WEBデザイナーという職業の歴史が浅いこともあるでしょう。かつて(20年位前)は、若い人が目指す仕事というイメージでした。

 

それが段々と、40~50歳代といった年齢層の人たちも目指す職業になってきているというのが実感です。

 

セカンドキャリアや副業としての選択肢と考えている方もいれば、「新しいことへの挑戦」として目指している方もいるでしょう。

 

私が現役のWEBデザイナーとして働いており、かつ同年代な事もあるかもしれません。

 

よく40~50歳代の方から「全くクリエイティブ未経験なのですが、WEBデザイナーって、私の年齢からでもできるのでしょうか?」と訊かれることがあります。

 

答えは、「やり方によってはYES」です。

 

もちろん、スキルや知識の習得は避けられません。

 

それに加えて、何より重要になってくるポイントがあるというのが私の考えです。

 

以下にポイントをまとめていきます。

 

40~50代未経験の方が、WEBデザイナーで働くためのポイント

デザインかコーディングのどちらかに絞る

まずスキルや知識の学習に関してです。

 

WEBデザイナーの場合、大きく分けてデザインとコーディングという業務があります。

 

端的に説明するならば、PhotoshopIllustratorを使うのがデザイン。HTMLやcssなどをマークアップするのがコーディングです(端的過ぎますが💦)。

 

デザインとコーディングのレベルが両方とも非常に高いというWEBデザイナーはあまりいないというのが、多くの職場を経てきた私の実感です。

 

デザインもしくはコーディングのどちらかが得意」であったり、「両方ともそこそこ」といったレベルのWEBデザイナーが大半だと言えます。

 

まずは後者の「両方ともそこそこ」を目指したい所なのですが、実はこの「両方そこそこ」も結構、到達するには些か大変なレベルなのです。

 

そのため、私はまずデザインかコーディングのどちらかに重点を絞って勉強する事をお勧めします。

 

どちらかを選ぶには、単純に好き嫌いでも良いでしょう。あるいは、まず両方軽く触れてみて、自分に合うと感じたものを選ぶのも手です。

 

全く未経験の場合、好きか嫌いか分からない場合もあるかもしれませんが、「頼まれたらうれしい」方をイメージするのも良いかと思います。

 

40~50代からのスタートですと、若い人より日々の時間が圧倒的に少ない場合も考えられます(家族や仕事などに時間を使うことが多い)。

 

デザイン・コーディングとも習得の範囲が広範なため、本当に「両方ともちょっとずつ」という状態になってしまう可能性も高く、「どちらでも使えない」といったケースもあり得ます。

 

昨今におけるWEB制作技術の進歩は目覚ましいものがあります。

 

ノーコードツールを利用すれば、ある程度コーディング技能は補えますし、あるいは、得意不得意を補えるような仲間を作っておく。

 

こうした工夫で、自身の足りない技術を補完することもできます。

 

「片方はやるが、もう片方はまるでやらない」という位に振り切ってしまうのはまた問題ですが、デザインとコーディングのどちらかに重点を置いておいた方が、「どっちつかず」を避けられます。

 

加えて、相手から見てどちらを得意にしているのかが分かりやすいのは、仕事をアサインされる基準になるでしょう。

 

制作会社ではなく事業会社を選ぶ

制作会社はハードな職場環境である場合が多く、どちらかと言えば若い人向けの職場と言えるかと思います。

 

加えて、美大や専門学校などで勉強してきているメンバーが多く、技術が高くかつ最先端です。

 

絶対とは言い切れませんが、40~50代未経験の方が制作会社にWEBデザイナーとして採用されるケースは非常に低いと考えられます。

 

もし、WEBデザイナーとして企業に所属するのであれば事業会社での勤務が良いでしょう。

事業会社の場合、制作スキルだけではなく、その周辺の見識も必要とされます。

 

これまで培ってきた業界の知識などが活用できれば有利ですし、趣味でやってきた事を活かせるような事業を行っている会社であれば、そうした知識を武器にする事もできます。

 

テレワークが多い会社に応募する

私自身、20年以上にわたるWEBデザイナーのキャリアがありますが、年齢を経てきて思う事。

 

「どうも、年配は使いづらいのだろうな」という感覚です😅

 

外見などもちょっと若作りしているつもりなのですが(痛々しくならない程にですよ💦)、やはり相手が年上ですと、ちょっとやりづらさがあるのだろうなと慮る年齢になってきました。。。

 

ただ、最近はテレワークが広く普及しています。

 

対面や同じ職場にいつもいるとなると、つい敬遠されがちな年齢層ですが、テレワークによって直接顔を合わせる機会が減ったというのは、ある種お互いに気を使わなくて良い環境が構築されたとも捉えられます。

 

同僚というよりも、「外注先の年配WEBデザイナー」といったイメージになるのかもしれません。

 

こうした事情からも、今以上に40~50代WEBデザイナーが働ける職場が増えていくように感じています。

 

年齢層が高めの会社を探す

業種や顧客層によって、企業の年齢層というものは大きく変わってきます。

 

スマホゲームの会社であれば職員の年齢層は低くなり、テレビショッピングの会社であれば職員の年齢層が高い、といったケースも往々にしてあるものです。

 

以前と比べ、今日の日本はシニア世代が元気であるのも特徴です。

 

定年退職前後に、同僚たちで新しい会社を立ち上げるといった事もあるでしょう。

 

こうした企業に「WEB担当」として入社するのも、WEBデザイナーとして活躍できる機会になり得ます。

 

採用側としても、技術が高くても若すぎる人より、技術はまあまあでも話が合う人を選ぶケースもあるかと思います。

 

雇用形態はこだわらない

「WEBデザイナーとしてゆくゆくは独立したい。」「企業に在籍せず、クラウドソーシングを活用してセカンドキャリアや副業をしたい。」

 

上記のように考えている方もいらっしゃるかと思います。

 

ただ、できれば一度はWEBデザイナーとして企業で働くことが大切である、と考えています。

 

昨今ではオンラインの授業をはじめ、たくさんの書籍、さらにはWEBに上がっている現役のプロによる制作Tipsなど、現在WEBデザイン技術を学ぶ環境は、とても豊富に用意されています。

 

しかしながら実は、勉強で学ぶ事以上に、実務で身に付ける事が多くあるのもWEBデザインの世界です。

 

アルバイトでも良いので、一度はWEB制作の場に身を置いてみる。

 

デザインに対する考え方や、実務でしか身につかないルール、はたまた現場の空気感が、その後のクリエイティブを大きく変えてくれるでしょう。

 

WEBデザイナーとして「何を実現したい」か

未経験の40~50歳代の方が、WEBデザイナーとして働く際のポイントを上記において見てきました。

 

年齢が上がってきますと、新しい知識や技術を身に付けるのは次第に難しくなっていく、というのが一般的に言える事でしょう。

 

記憶力も落ちてきますし、自分のために使える時間も少なくなってしまいがちです。

 

そうした面を補うには、「WEBデザイナーという仕事で何を実現したいか」が大事だと思います。

 

「将来の仕事に困らない」「転職の際に有利な武器になる」「定年後も食いはぐれない」という理由でWEBデザイナーを目指す方もいるかもしれませんが、動機としてはちょっと薄いかなと感じています。

 

「お金」がゴールになるのでしょうが、お金を稼ぎたいのであれば、他にも職業や儲け方はあるでしょう。

 

実はこれは若い人にも言えます。こうした理由だけですと年齢関係なく、人はなかなか伸びないものです。

 

お金が欲しいのは当然あっても良いのですが、他にも「WEBデザイナーではないとダメな何か」があると人は強いです。

 

  • 実家のお店のECサイトを作って、売り上げを伸ばしたい

  • 知り合いの会社のWEBサイト担当として、その人を助けたい

  • 商店街のサイトを作って、人の賑わいを取り戻したい etc...

 

このような、WEBデザインを通じて「実現したい何か」がある人は、着実に成長していっていると感じます。

 

まずは実現したい想いを胸に、技術と働き方をしなやかに周囲にマッチさせていく。

 

若いデザイナーとは、また一味違ったデザイナーが出てきて、活躍されることを願っています。

 

 

siesta

WEBデザイナーが無期雇用派遣で働く事について ~ スキル磨きと市場調査を常に心がけよう

「派遣であっても安定して働きたい」が、やっぱり本音

私は10年以上、派遣社員の雇用形態でWEBデザイナーとして働いていますが、派遣という働き方を選んだ理由は、いくつかあります。

 

「納得いかない残業をしたくない」といったような、ワークライフバランス的な側面もありますが、他方で「正社員で転職活動をして、まるで転職が決まらなかった」なんて事情もあります。

 

正社員の面接を落ち続ける日々の中、技術的な自信はそれなりにあった私は「人間性ではなく仕事で評価してほしい」なんて考えてもいました(まあ、それはそれでどうかとも今になっては思うのですが😅)

 

現在、私の周りにも派遣WEBデザイナーや派遣WEBディレクターが多くいますが、当然派遣として働いている理由は様々でしょう。

 

スキルや実績を得て正社員を目指している方、趣味のために時間を使いたい方、はたまた体調面から長時間労働ができない方など、その人なりの事情や理由を抱えているものです。

 

そして、その派遣社員の大多数が考えている事として、「同じ就業先で長いこと働きたい」という思いがあるのではないでしょうか。

 

現在の法制度では、派遣社員は基本、同一の職場(派遣先)で3年以上勤務できないことになっています。

 

しかし、これは本音として非常にありがたくない(私も含めて)。

 

3年ごとに転職活動をするのは億劫ですし、業務もまた覚えなおし。何より、現在の職場が気に入っている人にとってはリスクしかない(次の職場が良い職場とは限らない)💦

 

やはり、派遣として働いていても、できれば安定して働きたいものです。

 

ところで、3年以後も同一派遣先で就業する場合、就業先企業で正社員化する、あるいは派遣元(派遣会社)で無期雇用される方法があります。

 

前者は企業によっては(特に大企業)なかなかハードルが高いのが現状ですが、後者においては最近、無期雇用で受け入れてくれる派遣会社が増えてきているのが現状です。

 

かく言う私も、近年はこの無期雇用有の派遣会社にて、同一派遣先に3年以上継続して勤務しています。

 

無期雇用への転換された実感としては、何より安心感が格段に違うといった所でしょうか。

 

有期雇用のように「3年しかない」という感覚であれば、どうしても日々がソワソワしてしまうものです(特に2年経過後時点から)。

 

加えて、仕事というものは3年経って「さあ、これから」というイメージではないでしょうか。

 

勤務も覚え、同僚の人となりも把握し、これでさらに貢献できるといったタイミングでお別れ。。

 

どうも現行の「3年縛り」という法制度には疑問を感じずにはいられないのです。

 

ただ、このように魅力が多いと感じられる無期雇用派遣ですが、決して良い面ばかりでもないというのが実際です。

 

同一派遣先で長期間勤務する際に、派遣WEBデザイナーに生じる問題点について、下記に挙げてみました。

 

無期雇用派遣で働く場合の問題点

スキルがあまり向上しない(あるいは止まってしまう)

WEBデザイナーが同一派遣先で長年勤務する場合、まずスキルが停滞してしまう可能性が高いです。

 

まず「同一」であるため、業務に慣れてしまえば刺激がなくなる

 

「無期雇用」であることから安心感が増し、危機感がなくなる

 

加えて、「派遣」という立場上、簡単かつ単純な業務がアサインされるケースが多く、業務がただ繰り返すだけの作業になってしまう

 

有期雇用派遣の場合、数年毎に転職活動を行わなければならないため、スキル向上のモチベーションも維持しやすいですが、無期雇用派遣の場合、何となく意欲がなくなり、だんだんとスキルレベルが低下していくデザイナーもたまにいます。

 

言葉は悪いですが、ちょっとぬるま湯になってしまっている状況と言えるでしょうか。

 

転職に怖気づいてしまう

長く同じ職場に留まっていますと、「外の世界」が怖くなってしまうこともあります。

 

もし、転職したいと思い立っても、なかなか一歩踏み出しづらく、「自分はもうこの職場でしか通用しないのではないか」などと考えてしまい、より一層現在の職場に根を張る選択をしてしまうパターンです。

 

給与が低いままになる

派遣社員の場合、一度その時給で契約してしまうと、以後なかなか給与が上がりづらいです。

 

私の経験でも基本的に、時給が上がった事はあまりなく、上がってもせいぜい1年で30円位だったりしました。

 

無期雇用派遣の場合はさらに、派遣会社によっては等級などが定められているケースもあります。

 

等級が上がれば時給も上がりますが、等級の上限が定められており、それ以上の昇給の目途がない。あるいは人事評価の基準が厳しく、等級がなかなか上がらないなどの話も聞きます。

 

派遣WEBデザイナーの時給は近年、上昇傾向にあるというのが私の印象です。

 

長い年月、同じ派遣先で勤務していると、ずっとその時給で働いていることになるかもしれないという事は念頭に入れておくべきです。

 

無期雇用派遣で働くWEBデザイナーが取っておくべき対策

技術を意識的に磨く

まずはこれに尽きるでしょう。

 

社外の勉強会などに参加するのも良いですし、オンラインの授業などを利用するのも手です。

 

事業会社のWEBデザイナーの方であれば、外部の制作会社から納品されたデザインやソースコードをチェックしてみるといった方法もあります。

 

WEBデザイナーといっても、Photoshopなどのソフトやコーディングだけが業務ではありません。

 

アクセス解析やライティングなどに幅を広げて考えてみても良いでしょう。

 

現在の職場で求められている業務を精度を上げたり、周辺業務の勉強をして「できる事」を増やしてみたり。方法は様々にあるかと思います。

 

「市場調査」を怠らない

前述のように、派遣WEBデザイナーの時給は近年増加傾向です。

 

十数年前は1,500円から1,600円が中心だった求人も、最近は1,800円~1,900円が多くなってきたように感じます。

 

つまり当時契約した人はあまり時給が上がらず現在に至っており、他方で最近契約した人はほぼ同じ業務内容でも、より高い時給で契約している可能性が高いのです。

 

正社員の給与は会社の業績や物価の上昇に合わせて上がりやすい傾向にありますが、元々人件費を安く抑えるための派遣社員は、こうした社会の情勢に合わせて給与が上がることはまず考えられません。

 

「高い時給で働きたい」「現行の時給では年々しんどくなってきた」といった場合、現在の派遣先に交渉をしてもまず埒が明かないと考えた方が良いです。

 

条件を良くしようとするのであれば、現状より高い時給の案件に転職する方が手っ取り早いのです。

 

現在は転職を考えてなくても、派遣会社の求人情報はできるだけコンスタントにチェックしておくのがおすすめです。

 

時給の価格帯を大まかにつかんでおく、そして前項で述べたように技術の習得を怠らない。

 

無期雇用の安心感に浸り過ぎず、いざと言う時(転職)にはいつでも出られるように準備しておく

 

「給料が安くて辞めたいが、転職できる自信もない」という事になれば、あとはもうその就業先にしがみつくしかない。

 

正社員であればしがみつくのも良いかと思いますが、派遣社員でしがみつかなければならないのは、とてもツラい生き方だと私は思います。

 

しがみついて生きるのはツラいです

冒頭で紹介しましたように、WEBデザイナーが派遣社員として働く理由は様々でしょう。

 

ただ、やはり有期雇用か無期雇用かに関わらず、派遣先にしがみついて働くのは結構ツラいワークスタイルだと私は考えています。

 

私自身も「もうこんな会社でしか通用しないのかな」と考えてしまうようになってしまった時期があります。

 

雰囲気は良くて居心地が良いが、思うような実績も付かず、仕事も単調で全く面白くないしやりがいもない(えらい言い方ですが💦)。

 

有期雇用の派遣先でしたが、「3年取り敢えずしがみつこう」なんて考えていたら、あっさりと1年で契約を切られてしまいました😅

 

「しがみつこう」なんて考えると、余計危険な事になるというのが、私の感触です。

 

思考も停止してしまうし、挑戦する気概も失いがちになる。知らず知らずのうちに自信が削られて行ってしまうものです。

 

そんな経験があったので、私はできるだけスキルを身に付けたり、転職の予定がなくても派遣会社の求人をこまめにチェックするようにしています。

 

ちょっとイキがっているように思われるかもしれませんが、

 

(会社の)力にはなるけど、しがみつく気はない

 

といった心境なのです。

 

無期雇用の形態で働いていますが、安堵しきっているとそれだけ危険です。

 

気付けば、相場に見合わない給与で、技術も錆びれて、でも飛び出す勇気もない。

 

そんな未来を思い浮かべると、たぶんそこには笑顔の自分はいない。

 

だからこそ、自分で自分の未来を切り拓いて行こうとする想いが大切なのだと感じているのです。

 

今回はかなりカッコつけた、まとめでした😅

 

 

siesta

WEBデザインが特段好きな訳でもないWEBデザイナーです ~ 「表現したい」が原点

WEBデザインが好きではなくても、WEBデザイナーになれるか

WEBデザイナーとして働くには、何よりWEBが好きじゃないといけない、か。

 

何かしらの商売をするにあたって、自分が扱う商品を好きだったり、あるいは興味を持つことは、ある種大事なのかもしれません。

 

WEBデザイナーであれば、日々ネットで世界中の「イケてる」サイトを探してみたり、どんな技術を使っているのか調べてみたり、はたまた「自分だったら、もっとこんな風に作るのに」なんて考えてみたり。

 

WEBデザインの魅力に取りつかれ、極端は言い方をすれば「寝ても覚めても」といった感じの人もいるでしょうし、またそういった人ほど、良いパフォーマンスを上げているのかもしれません。

 

さて、かくいう私の場合なのですが、WEBデザインが好きという想いは、まるでないです😅

 

誇張ではなく、本当に今日まで。

 

さらに言えば、興味もほとんどありません(自分で書いててもさすがに「なんてこった」の心境です💦)。

 

デザインの流行もまるで何処吹く風、最新のマークアップ技術も知りません。

 

たまに同僚が社内のチャットなどでニュースとして共有したりしていますが、「ほ~」という感じでスルー。。。

 

でも、そんな私でも一応WEBデザイナーを20年以上続けてきました。

 

今回はそんな、「WEBデザインがそこまで好きではないWEBデザイナー」の私が、何故現在まで仕事を続けてきたのかをお話しします。

 

私のWEBデザインへの向き合い方

「調べるためのもの」であって、「作るもの」ではない

まず私にとってWEBというのは、「調べ物のための道具」にしか過ぎない認識なのです。

 

日々の生活や仕事で知りたい事を調べるのに用いているだけで、使わないで済むなら使わない😅。

 

調べたら終了なので、「どんなデザインになっているか」とか「使いやすいUIか」などとか考えもしません。そんな暇ないって、という感じです。

 

あとはスマホゲームとか動画を観たりもしますが、ここでもデザインとか気にしていたら内容が頭に入らないので、余計な事は考えないようにしています(「『余計な事』とは何だ💢」「それが仕事だろ!」、とか言われるかもですが;)。

 

「WEBを制作している」という実感があまりない

「WEBデザイン」と一口に言っても、様々な働き方があります。

 

私の場合、サイト構築といった業務より、LP(ランディングページ/特集ページ)といった一枚物のページデザインやバナーを制作してきました。

 

どちらかと言えば、グラフィック系のウェイトが高い業務であり、チラシやリーフレットをデザインしているのに近い感じです。

 

WEBを制作しているというよりは、「自分が制作したグラフィックデザインがWEBに載っている」といったイメージでしょうか。

 

こんな事もあり、あまりWEBデザインをしているといった実感を私自身持っていないのです。

 

仕事からできるだけ離れて生きる

結構「仕事は仕事」と割り切っている節があります。

 

仕事柄、普段の業務とは別に個人的に「WEBサイト作れますか?」とか、よく聞かれるのですが、基本断ります🙇‍♂️

 

知り合いのフリーランスの方、案件規模によっては制作会社を紹介するのが常です。

 

前項に書いたように、WEBサイトの構築自体の経験があまりないのは事実ですが、休みの時間を削ってまで作りたくないのも本音です。

 

オフの時間にまでWEBデザインをしたいとは、とても思えません😅

 

あと、仕事で使えるレベル以上を目指さない

 

私はコーディングが苦手なのですが、それを克服しようとして無理に頑張らないようにしています。

 

designsiesta.com

 

何しろ、勉強してもすぐに忘れてしまうので😅

 

「実務で使える最低限のレベルがあれば、とりあえず良いかな」といった姿勢でいます。

 

WEBデザインに特に興味がなくても、WEBデザイナーとして働くには

前章から、WEBデザインにそんなに興味のない人がWEBデザイナーとして働くためのポイントをまとめてました。

制作会社ではなく、事業会社を目指す

WEB制作会社の場合、まさに「作る事」が仕事になってきます。

 

最新技術も抑えておく必要があるでしょうし、デザインのトレンドなどにも敏感である必要があるでしょう。

 

制作会社において、WEBデザインが好きでなかったり興味が薄い人は、結構しんどいかもしれません。

 

まさに制作技術で勝負する世界ですので、好きこそ物の上手なれ。

 

自分から率先して、どんどん知識や技術を習得できる人が活躍できる世界と言えます。

 

もし、そこまで「WEBデザインが好き」と思えないのであれば、事業会社のWEBデザイナーの方が良いでしょう。

 

制作会社に比べ、比較的幅広い業務を要求されるので、WEBデザインの能力だけで評価されることは稀です。

 

何かしらのクリエイティブに携わる

WEBデザイナーもクリエイティブ系の職種であることから、何らか「表現」に携わった事がある人にも向いている仕事であると言えるでしょう。

 

音楽、演劇、ネイルアート、ダンス、絵画、CG(コンピューターグラフィックス)etc。

 

それがその人の「表現のベース」になっている事があります。

 

私が昔勤めていた会社の上司は、WEBデザイン技術の経験は浅くても、音楽をやっている人を積極的に採用していました。

 

表現方法は違えど、「何かを作りあげ、それを人に見せる」という行為には、クリエイティブの根底で何かつながるものがあります。

 

「WEBデザインがしたい!」という想いも大切であると思いますが、「表現がしたい!」という想いも、その人を突き動かす原動力になるのかもしれません。

 

「表現したい」という想いが、何よりの原動力

私自身も、「WEBデザインがしたい!」というよりは、「表現がしたい!」という想いが原点になっています。

 

最初のキャリアはDTPのデザイン事務所でした。

 

「これからはWEBの案件も増える」と言われて入社しましたが、実際は大半が紙のデザインでした。

 

「WEBが作りたい」という人だったら嫌になっていたかもしれませんが、私はWEBデザインに拘る気もなく、「とにかく表現に関わる仕事がしたい」という考えだったので、全然不満はなかったです。

 

そのうちにWEBよりも、ポスターやチラシなどのDTPの方が楽しくなっていったのでした😅

 

何か表現がしたい、その糸口としてWEBを選ぶのは、私はとても「あり」だと思っています。

 

一つの表現手段に携わることで、また新たな表現手段を見出すこともあります。

 

今私はこうして、たまに文章も書いていますが、これも「表現したい」という衝動の一つでしょう。

 

「表現がしたい!」という想いが原点こそが、長くクリエイターを続けられる秘訣のように感じています。

 

 

siesta

WEBデザイナーを目指すには資格は必要か? ~ 試験勉強より実践が大切

WEBデザイン系の資格は、就職にはイマイチです

20年位WEBデザイナーを続けていますと、この世界を目指して勉強している人たちに会う事もそれなりにあります。

 

サンプルのWEBサイトを制作したり、バナーをデザインしたりしている方が大半なのですが、その中で一部、資格取得に拘っている方がたまにいます

 

「webクリエイター能力認定試験」や「ウェブデザイン技能検定」がそれに当たるのですが、こうした資格取得に重きを置いている方に共通点として、

 

「資格がないと採用されない」とか「(上記の)資格を2つとも取っておかないと…」と考えているようなイメージが私にはあります。

 

資格の運営団体の方たちにはちょっと悪いのですが(💦)、こうした資格はほとんど就職に役に立たないと私は考えています。

 

導入レベル(3級など)では簡単すぎる感触ですし、それ以上のレベルであっても、あまり実践的な印象がしませんでした。

 

WEBデザイナーとして就職を目指すのであれば、やはり選考に出すための作品づくりが何より大切です。

 

試験勉強の暗記などで時間を使うよりも、一つでも多くバナーをデザインしたり、(架空の会社などの)サイトをコーディングで組上げる方が、はるかに有意義です。

 

今回、「webクリエイター能力認定試験」&「ウェブデザイン技能検定」で公開されている過去問を大まかにチェックし、その中で私が感じたことを以下に記してみます。

 

「webクリエイター能力認定試験」「ウェブデザイン技能検定」で感じたこと

用語はそんなに大事ではない

私も過去問等を実際解いてみましたが、用語の間違いは幾つかしました。

 

間違えておいて何ですが😅、現場では割と皆、厳密に用語を使っていないことが多いです

 

「キーカラー」と「アクセントカラー」、「利用規約」や「プライバシーポリシー」など、間違えながら使っている人多いと感じます。

 

私も「キーカラー」と「アクセントカラー」は、どちらがどちらか分かりません。でも特に調べたりしません。

 

別段調べないでも仕事になるから(胸張って言える事でもないですが😅)

 

特に現場に入りますと、その会社で使っている用語なども出てきます。さらにそれをアルファベット3文字にしたり(DAIGOのごとく🎤)。

 

用語を間違えても、意味が通じないというのは稀です。「なんか違う」と思えば聞き直して認識違いに気付けば良いだけですし。

 

用語を厳密に覚えていないと通用しない職場というのは殆どないというのが今までの感触です。

 

すぐに必要な知識以外の設問が多い

より上位の試験(2級以上やエキスパート)になると、WEB制作の知識というより、IT全般の知識を問われるような出題が多いように見受けられました。

 

ネットワークエンジニアの試験で問われるような内容(プロトコルサブネットマスクなど)や、PHPなど内容が出題されていますが、WEBデザイナーであればまず必要ない。

 

ひとまずWEBデザイナーを目指すのであれば、「WiFi設定」や「LANケーブル」をつなぐ位の知識レベルでOKだと考えます。

 

それ以上の知識が必要そうであれば、ヘルプデスクへGOです。

 

もちろんITの基礎知識はあるに越した事はないでしょうが、「WEBデザイナーとして働く」を最優先に考えるのであれば、特に今は必要ない知識となるでしょう。

 

「言われた事だけをやる」実技

実技試験の内容もざっくり見てましたが、「指示を出されて、ただそのままに作業をする」というような印象でした。

 

「カラムの横幅を300pxに設定してください」「文字色を#ff0000にしてください」「metaタグに指定のテキストを入力してください」というような。。。

 

はっきり言いますが、現場ではこうした細かな指示が一から全部出るようなことは、まずないです。

 

「言われたこと以外はするな」というような会社もあるかもしれませんが、基本は自分の頭で考えて動く必要があります。

 

  • 「500pxにしたら、レイアウトが崩れたので400pxにしてみました」→ 単に「崩れました、どうしましょう?」では、ちょっと頼りない;

  • 「ここの文字色変えたら、別のページのあの個所も同じように変えた方がいいな」

  • 「指示は『ドロップシャドウ』だけど、画像の大きさを変えればもっと目立つかも」

とにかく自分の頭で考えてみる。そして試す

 

コーディングであれば、いろいろピクセルなどの数値を変えてみたり、デザインであれば、レイアウトを他に試してみたり。

 

手数を増やすことで、実践的感覚が身に付きます。

 

試験の指示通りに作業をしても、なかなか力にならないです(色々試すと、試験の場合は落第するかもですが💦)。

 

WEBデザイン系資格の活用法

以上見てきたように、「webクリエイター能力認定試験」や「ウェブデザイン技能検定」は、あまり就職には有利にならないと考えています。

 

では、どんな人に向いているかと言いますと、2級以上の上位資格の場合に限った話にはなりますが、

 

ある程度(数年位)の経験があるWEBデザイナーになるでしょう。

 

前述のように、PHPやネットワークなどの「周辺知識」に関する問題も出題されますので、数年以上の経験を経て、IT全般を学ぶ精神的余裕がある人向けであると思います。

 

私もデザインの世界に入った時は、目の前のデザインやコーディングの技術向上で精一杯。

 

今すぐ必要な技術に集中し、周りの知識を得るような余裕はまるでなかったです。

 

ある程度のキャリアを重ね、リーダーや上司になるような方が取得するには、ニーズが合致するでしょう。

 

あと、官公庁と仕事をする機会が多いWEBデザイナー

 

資格はある種、「目に見えやすい成果」ですので、お役所の人たちには受けが良い印象です。

 

視覚を取得し名刺などにプリントしておくと、説得力が増すでしょう。

 

まずは、とにかく作品づくりで試行錯誤しよう

 

以上のように、WEBデザイナーには資格が必要か否かを見てきました。

 

未経験でWEBデザインの世界に飛び込むなら、やはり一にも二にも実践です。

 

就職用のWEBサイトやLP(ランディングページ)あるいはバナーを、「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤して作り上げる

 

それが一番、実になります👍

 

「この資格を取ったら、次はあの資格を取らないと」という人もたまにいます。

 

でも酷な言い方になってしまいますが、どうしても「一歩先に踏み出せずにいる人」のように私は感じてしまいます。

 

コーディングで、わざと変な数値を入れてみてレイアウトを崩してみたり。

 

デザインで、「こんな色遣いしないだろう」というようなバナーを作ってみたり。

 

そうした繰り返しは、試験で正しい答えを得るより、ずっと有意義なものです。

 

 

sieta